日本人はiOS好き!?

前回に引き続き、OSのお話し。

スマートフォンやタブレットの普及率が上昇しているのは周知の通り。
ところで、その普及割合をOSを軸に、国別で見ていくと特徴的な姿が見えてきます。
カンター・ジャパンの9ヶ国調査によるとiOSのシェアは日本が断トツで69.1%。
2位のアメリカが43.1%。最下位のスペインに至っては6.3%しかありません。

この差は何でしょうか。
様々サイトで取り上げられてますが、どうやら実質的な販売価格にありそうです。
日本ではBig3のキャリアからiOS端末(iPhone)が販売されています。
販売競争の激化(?)により、実質負担額が大幅に下がっているため、購入しやすい金額になっています。
片やAndroid端末といえば、Big3のキャリアでも多くのメーカーから色々な端末が発売されていますが、パケット定額プランの料金がiPhoneより高く、月々の割引額が少なく設定されています。
このことから、iOS端末(iPhone)が「買いやすい」端末との認知につながったのではと考えます。

海外に目を向けてみると、iOS端末とAndroid端末で通信料金に差を付けていたり、割引額に差を付けているキャリアはほとんどない様です(端末代金割引きセールみたいのは時々あるみたいですが)。
こうなると、メーカーと端末種類の多いAndroidが選択肢の厚さで選ばれる傾向があります。
Android端末は非常に廉価な端末からiPhoneと変わらずの金額の端末(実際、アップルストアではsimフリーiPhone5cでも6万円を超えます)と様々な価格帯から選べるので、その時の経済状況にあった購買が可能になり、結果シェアを伸ばしている模様です。

(もちろん、ここに挙げた「実質的な販売価格」だけがシェア構成の原因ではありませんが)

MDMにとってOSシェアは?
iOS端末はiOS7が出たことにより、監視モード(Supervised Mode)と呼ばれる機能の実装により、制限系のMDM機能が強化されました(今まではあまり制限できませんでした)。
端末制限を行いたいと考えていた企業ユーザーには朗報となっています。
もちろん、MobiControlもこの「監視モード」の端末向けに様々な制限を掛けることが可能となっています。
くわえて、Android端末では端末メーカーとの共同開発により、より細かな設定/制御が可能です。
・・・つまり、MobiControlならOSシェアがどうであれ、安心して導入できます、ってことです。

・・・すいません。
話しをOSのシェアに戻すと、「同じ端末を使っている」安心感を好むかもしれない日本人にとって、iOS端末のシェアが多いということは、取り扱われる情報量も多いということになるので、iOS端末をより楽しみたい端末利用者にとっては有り難いことなのかもしれません。

日本メーカーがスマートフォン(Android端末)の製造から撤退を続けている現状をみると、今後も日本ではiOS端末シェアの高い状態が続くかもしれません(パナソニックも個人向けから撤退です)。

モバイルOSの行方

こんにちは。
BLOGをスタートさせました。

このBLOGのメインテーマは「Mobile」です。
ザックリとし過ぎですか、主にモバイルデバイス関連を話題に書き綴っていきたいと思います。

さて、最初の話題は・・・「モバイルOSの行方」です。
個人利用、会社支給と今までの携帯電話からスマートフォンやタブレットに置き換わってきているのを実感しているかと思います。
NTTドコモによると2013年9月末時点の契約総数のうち、スマホの割合は34%との事。
キャリア全体では約42%
MM総研によると、今後2018年3月末までにスマホの割合は68.2%になると予想。
今までの携帯電話も結構な割合で残るとはいえ、着実にスマートフォンやタブレットへ置き換わっていることがみてとれます。

そこで、OSの話。
2013年9月末時点で同年の契約数ベースでOS別にみていくと・・・Android(63%)、iOS(35.6%)、その他(1.4%)。(MM総研調べ)
iOSが思ったより少ないですが、この月以降に新しいiPhoneの発売とドコモからの発売があるので、少し割合が変わっているかもしれません。(2013年9月から11月のスマートフォン販売シェア調査では変わってました-カンター・ジャパン)

ここで取り上げたいのは「その他」のOS。
Windows/BlackBerryの様ですが、BlackBerryは今後の見込みがほぼ無いとして(中の人、すみません。・・・Z10は好きですよ)、Windowsが苦戦していますね。
MicrosoftのNokia買収完了によって国内市場にWindows Phoneをどう展開をしていくのか注目をしつつ、このBLOGでも随時紹介したいと思います。
(MobiControlはWindows Phone 8にも対応しているので、準備は万全ですよ)

Windows Phoneの苦戦という中で、新しいモバイルOSも続々生まれ、育ちつつあります。
・TIZEN
https://www.tizen.org/ja
・Firefox OS
http://www.mozilla.jp/firefoxos/
・Ubuntu OS
http://www.ubuntu.com/phone
などなど。
MDM(MobiControl)を取り扱っている中の者としては、これら新興OSについても関心をしなくてはなりません。
「TIZEN」はHTML5をベースとして今までのモバイルOSに比べ、キャリアの自由度が高く保てることからドコモが採用を発表していましたが、ここにきてリリースタイミングをトーンダウンさせています。
『ドコモ、Tizen スマホ当面見送り。販売数伸び悩みが影響、第3のOS投入「タイミングではない」』

「Firefox OS」も同じくHTML5ベースのOSですが、先ずは新興国向け発売からスタートし、欧州でも端末の発売を開始する様です。
『Geeksphone、「Firefox OS」搭載ハイエンドスマホ「Revolution」を2月20日に発売へ』

「Ubuntu OS」はLinuxペースのOSで元々デスクトップで展開されているOSです。一時クラウドファンディングでUbuntu Edgeという端末の開発資金の募集をしていましたが、頓挫してしました(『「Ubuntu Edge」の3つのポイント–資金調達に失敗も期待されるその狙い』)。
この頓挫を糧として、2014年中にUbuntuスマートフォンの発売を計画している様です。
『Ubuntu スマートフォンは2014年発売、カノニカルが携帯電話メーカーと契約』

既存のモバイルOSだけでなく新興OSにも注目して、都度都度でこのBLOGでも取り上げたいと思います。