まとまる、まとまる

以前の記事で、クレジットカードに電子ペーパー機能を持たせセキュリティを高めた「Dynamics」というカードのを紹介しましたが、更に便利そうなモノが出てきました。

いつの間にか財布の中はカードだらけになっています。
キャッシュカード、クレジットカード、運輸系カード、電子マネー、各種会員カード、診察カードなどなど。

コンパクトに、かつ厚くならない財布を探すのも大変です。

昔から、まとまらないかなあと思っていました。

その希望を叶えてくれそうなモノがあります。

その内の一つが「plastc」です。

Plastc
タッチ対応のEインクディスプレイが搭載され、このディスプレイからPINコードを入力し、表示された画面をスワイプすることにより登録された「種々の」カードを呼び出し、利用可能となります。

カード面には磁気ストライプやICチップ、NFCも搭載されているので、対応範囲は広いです。

実際、クレジットカードのみならずデビットカード、キャッシュカード、各種会員カード、電子マネーなど20種(枚)分の情報を登録できます。

セキュリティ面では、スマホとの連携を行うことにより「plastc」から約30m離れると、スマホにアラートが届く様になります。

カード自体の機能も正しいPINコードでないと「起動しません」。

片や、「swyp」です。

swyp
こちらも、plastc同様にEインクディスプレイが搭載された「登録型」カードとなりますが、ディスプレイはタッチ対応ではなく、物理キーが搭載されるので、キータッチで登録済みカード情報を選択します。

対応するカードは25種(枚)分となりますが、現時点ではNFCには未対応の様です(対応予定)。

このカードもスマホとのBluetooth連携があり、Bluetoothの通信範囲から外れると自動的にロックされ、利用不可になる様です。

パッテリーの持続時間は「plastc」は「約30日間」、「swyp」は「約2年」とロングライフ。

カードの登録はどちらも同じで、専用のリーダーをスマホに取り付けスキャンして、読み取り/登録を行います。

先行して、米国内からの展開となりますが、財布の中にある多くのカードがスッキリまとまるとあれば、早く日本にも登場して欲しい、すぐにでも利用したい、そんなデバイスです。

なお、米国内でこのカード自体の販売額は日本円換算、1~2万円程度とのこと。

あぁ、夢の様な「カード」。

オンリーワンをどう作る?

米GoogleはAndroid OSを開発し提供していますが、その他に「NEXUS」シリーズとして端末の開発にも関与しています。

「NEXUS」シリーズはGoogleが選定した端末メーカーが作成し、「素」のAndroid端末として提供しています。

元々「NEXUS」シリーズは開発者向けに提供していたものでしたが、シンプルで扱い易いところから一般にも普及が進んでいます。

Googleは更に自ら端末を開発し、提供を試みています。
(正確には、様々なメーカーが絡んでいますが)

その試みが「Project Ara」です。

このプロジェクトでは端末をモジュール化し、各モジュールを組み合わせることで端末を完成させます。

Ara

元を辿ると「Project Ara」以前に、オランダ人デザイナーのDave Hakkensさんが提唱する「Phonebloks」という「モジュール化による端末構成のコンセプト」があって、そこに共感したGoogle傘下のMotrola Mobilityが「Project Ara」を立ち上げ、「Phonebloks」と協働、Motorola Mobilityが中国/Lenovoへ売却された後もGoogle内で引き継がれています。

端末内の各パーツはそれぞれ寿命が違います。

先に来た寿命のパーツのせいで、端末全体が廃棄/交換されてしまう現状を「勿体無い」精神(かな?)から、「モジュール化して寿命が来たパーツだけ交換すればいいじゃん」となり、現在に至っています。

「Project Ara」のモジュールはパイロットとして、2015年の早い段階でプエルトリコで市場テストの予定の様です。

提供されるモジュールの一部である、ディスプレイモジュール(4.5インチで326ppiの解像度)、500万画素のカメラモジュール、オーディオモジュールが「PhoneBlocks」のブログでアナウンスされました

同様なコンセプトとしては、フィンランドの元NOKIAの従業員が設立した「Vsenn」があります。

VSENN
具体的な部分は中々、まだ見えないのですが、「モジュール化された端末」「最新OSへのアップデート保証」「強力なセキュリティ」「カスタマイズ性の高さ」を標榜しています。

これらのコンセプトから更に踏み込んだものとして、フィンランドに渡ったスペイン人が設立した会社「Circular Devices」が提供を予定している「PuzzlePhone」です。

PuzzlePhone
モジュール部分としてはメインボードやディスプレイ部分を構成する「The Spine」、主にバッテリー周りとなる「The Heart」、CPUやメモリーなどを構成する「The Brain」と3パーツとなっています。

特徴としては、交換して用済みとなったモジュールを他に応用、つまり再利用も考えられています。

例えば、「The Brain」を専用のドックに格納し、PCとして再利用させることが可能です。
「The Brain」を複数個、ドックに格納すれば、強力なPCが出来上がります。

これらの様な、モジュール化された端末が、今まで何故登場しなかったんだという思いがありますが、技術的に難しかったのかもしれません。

「自分好み」の端末を作れる、そんな時がすぐそばまで来ています。

Windowsのこれから

米マイクロソフトは現地時間の2015年1月21日にワシントン州レイモンドにある本社にて「Windows 10: The Next Chapter」を開催し、次期OSとなる「Windows 10」について、詳細を説明しました。

Windows_10
「Windows 10」はPC、タブレット、モバイルの各プラットフォームに共通したOSとなります。

それだけでなく、ノートPCモードとタブレットモードを持ち合わせているデバイスに対して「Continuum Mode」を提供し、各モードに最適なUIへ切り替わる仕組みも提供しています。

以前のWindows Phone絡みの記事で、Windowsのバージョンナンバーが「8.1」から「9」を飛ばして「10」になる様だとしていましたが、そのまま発表されています。

また、マイクロソフトはWindows OSを含めたプラットフォーム向けサービスとして「Windows as a Service」を展開するとしています。

これにより、「Windows 7」「Windows 8.1」「Windows Phone 8.1」を利用している端末/機器は無償で「Windows 10」へのアップデートが1年間に限り、保証されます。

「無償アップデート」。
嬉しい限りです。

なお、「Windows as a Service」のサービス展開により、「デバイスの寿命までアップデートが提供され続ける」との事。

機能的には、iOSのSiriと同様に音声によるアシストを行う「Cortana」を標準装備します。

この機能により、PC/タブレット/スマホと連携が可能となり、他の端末/機器で行っていた作業をシームレスに継続することが可能となります。

ブラウザー機能では、今までの「Internet Explorer」から変更となり、「Spartan」というものになります。

こちらもプラットフォーム共通となり、それぞれのプラットフォームに合わせたレンダリングと「Cortana」との統合により、調べたいことが強力にサポートされます。

更に、Xboxアプリも標準搭載されるため、「XBox One」との連携が強化されます。

これらより、別の端末や場所で遊んでいたXBox OneのゲームをPC/タブレット/スマホの各プラットフォームで、引き継いでプレイすることが可能となります。

「Windows 10 Technical Preview」は既にダウンロード可能となっていますが、「Cortana」が日本語環境で無効化されていたり、まだちょっと早いかなと思いますが、製品版を楽しみに今後も注目したいと思います。

至るところに危険が…

近頃では至るところにデバイスが存在していますが、それに伴い内在するセキュリティに対する危険性も至るところに存在します。

ビジネスに於いてはセキュリティポリシーにより気を遣い、または気を付けているかと思います。

反れた話の様ですが、最近はタバコの値段が高くなり、禁煙や嫌煙の拡がりと、喫煙率も下がって喫煙者の意識も変化を見せてます。

習慣を断ち切り、禁煙を目指したいと考える喫煙者に利用されつつあるのが「電子タバコ」です。

従来のタバコ型で、内蔵したリキッドカートリッジを利用し、熱して気化した(霧状になった)煙を吸うものと、少し大きめのバッテリーを搭載しリキッドフレーバーを専用タンクに注入の上、熱して気化した(霧状になった)煙を吸うものがあります。

とある会社の役員が利用しているPCがマルウェアに感染したため、感染経路を調査しました。

ネットワークのアクセスログを徹底的に調べても明らかにならなかったため、ネットワーク越しではないと考えた専門チームが、役員に尋ねたところ、なんと役員が吸っていた「電子タバコ」が感染源と分かりました。

電子タバコは液体を気化させるためにバッテリーを記載しています。

このバッテリーはUSB端子を通して充電されるため、役員は社のPCに接続して充電をしていたそうです。

そして、この「電子タバコ」にマルウェアが潜んでいて、PCに感染してシステムに侵入される事態になったとの事。

PCへのUSB接続を禁止にしている企業は多いかと思いますが、ストレージデバイスではないため、電子タバコが感染源になると想像するのは中々難しいと思います。

USB接続を許可するデバイスを限定するしかない様です。

また、知らないうちに潜んでいる件については、例えばMozilla Foundationは英Gamma Internationalが開発したスパイウェア「FinFisher」がMozilla Foundationの「Firefox」ブラウザーに偽装し、ユーザーを騙していると警告しています。

この「FinFisher」は政府機関のみに販売を行い、あらゆるデバイスに侵入し監視を行うツールであり、日本を含む36ヶ国(今はもっと?)で蠢いていると判明しました。

色んな意味で怪し気ですが、あるハッカーが提供元のGamma Internationalをハッキングし、内部文書などを公開してもいます。

マルウェア対策を施しても「検出されない」とのことでしたが、対策法もある様です。

あらゆるモノがネットワークに接続されている今日では便利な反面、「恐ろしい」面もあります。

日頃から、ちょっとした意識も必要なのかもしれません。

因みに、MobiControlはMDMからスタートし、MAM(Mobile Application Mamagement)やMCM(Mobile Contents Management)などを内包したEMM(Enterprise Mobility Management)として、「モバイルを管理」し、業務運営を効率化する統合管理ツールです。

「監視」の世界とは別物です。

意欲的な端末が続々と

2014年1月19日、KDDIは「au発表会 2015 Spring」を開催しました。

去年末(12/25)のFirefox OS記載のスマートフォン「Fx0」の発売から、間を開けずの新端末発表となりますが、「Fx0」に負けず劣らずの端末がお目見えしたので、ご紹介を。

INFOBAR

昨年最後の記事に「INFOJAR」を取り上げましたが、こちらは本物のの「INFOBAR」。

Infobar
今まで同様、その美しいデザインを継承し、今回は「京セラ」製として出てきました。

ディスプレイサイズが大型化している中、先代の「4.7inch」から「4.5inch」(1920pix×1080pix)へとサイズダウンしましたが、クアッドコアのCPUと2GBのメモリー、1,300万画素(リア)/200万画素(フロント)のカメラ、VoLTE、CA(キャリアアグリゲーション)対応と、必要にして十分なスペックとなっています。

中村勇吾氏がデザインしたUI「iida UI for INFOBAR」はいつまでも美しく、「オンリーワン」な端末となっています。

引き継いだ意匠となっているホームポタン周りは静感式のタッチキーとなっていて、スライド操作により「ディスプレイオン」が行えます。

世界的にみても、類似性のないデザインなので、オリジナリティ溢れる製品として継続してもらいものです。

BASIO

BASIO
京セラ製スマホで、au初となるシニア向けの端末。

他社シニア向け端末同様、極力シンプルなUIを搭載し、スマホに慣れなていないシニアに優しい設計となっています。

特徴的な機能として、物理的な通話/メールボタンがあるので電話やメールの着信時に光ったボタンを押すだけと、分かりやすくなっています。

受話時も、最近の京セラ端末のトレンドの「スマートソニックレシーバー」により、ディスプレイ全体が受話スピーカーの役目をするので、受話部の位置を気にせず聴きやすい端末となっています。

吉永小百合さんのCMもある様に、スマホも若者だけのモノだけではなくなってきています。

miraie

miraie
「若者」を通り越して、更なる低年齢向けの京セラ製端末。

小学生/中学校が対象となり、様々な制限や許可を「保護者を通して」可能で、アプリのインストールも「Google Play」が「非対応」となっているので、専用の「auスマートパス」からのダウンロードとなり、一般サイトからのダウンロードはウェブフィルタリング機能で対応する様です。

教育的な機能もあり、文字入力時に不適切な文言が含まれると警告される仕組み(入力は可能だが、記録される)や歩きスマホを行っていると警告表示される仕組みなどがあります。

「歩きスマホ」防止機能はいいですね(大人版にも標準記載してもらいたいです)。

歩く障害物が減ることを願います。

AQUOS K

AQUOS_K
ガラケーとスマホがドッキングした端末。

OSが「Android」となり、スマホ感を漂わせた端末になっています。
しかし、感覚的にはOSを載せ替えただけの、いわゆる「ガラケー」ですが、au/田中社長曰く「ガラホ」と呼んでいる様です。

折り畳みの「3.4inch」(960pix×540pix)ディスプレイはタッチパネルになっておらず、画面スクロール等は物理キーである「タッチクルーザーEX」の利用となる様です。

また、アプリのインストールでは「Google Play」が搭載されてなくWebやSDカードからのインストールは不可で、専用の「auスマートパス」からとなるとのこと。
ただし、PCを介してのインストールは「制限していない」様子。

「ガラケー」といわれる「フューチャーフォン」ですが、昨年9月末時点でも、約半数のシェアがあるので、今後も一定の支持を得られるかもしれません。

auではその他、こんなモノあんなモノそんなモノを発表し、バラエティ豊かなラインナップとなりました。

因みに、マルチOS/マルチプラットフォーム対応のMobiControlでのAndroid対応OSバージョンは「2.3.6」からとなります。