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モバイルで消え行くOS

つい先日、このブログでもお伝えしましたが、「Android」「iOS」という巨像に立ち向かうべく開発されていたモバイル端末向けOSの「Firefox OS」でしたが、開発元のMozilla Foundationはその「完全な」終わりを告げました

そしてもう一つ。

「Android」や「iOS」が登場する以前から、スマホとして、またスマホ用のOSとして君臨していた「BlackBerry OS」ですが、とうとうそのシェアがカウントされない数値にまでなってしまいました。

米国の調査会社「Gartner」は2016年のモバイル端末に関する調査結果を発表しました。

OS
Source: Gartner (February 2017)

調査結果によると全世界での2016年最終四半期のOSシェアは「Android」がダントツで「81.7%」、次点が「iOS」で「17.9%」。

この2つのOSで実に「99.6%」を占めます。

そして「BlackBerry」。

何と「0.0%」です。

四捨五入しても「0.1%」に届かないシェアだった様です。

Vendor
Source: Gartner (February 2017)

BlackBerryも今では「Android OS」端末を出していますが、こちらも振るわない状況。

メーカー別に見てみると「Samsung」が首位で「Apple」が2位に変わりがありませんが、2015年と比べると、どちらもシェアを落としています。

代わって、中国メーカーである「Huawei」「Oppo」「BBK Communication Equipment」が台頭してきています。

特に「BBK Communication Equipment」がめざましく、特にインド市場では「278%」の伸びを見せるなど、世界5位の位置に躍り出ました。

Gartnerでは「Oppo」「BBK」「Huawei」「ZTE」「Xiaomi」、そして「Lenovo」といった中国メーカーが2017年に於いても、中国市場以外でも積極的になるだろうと予測しています。

「BlackBerry」の凋落とともに、当分は中国メーカーの時代が続くかもしれません。

今のシェア

ここのところ日本では、Windows 10 Mobile端末の発売が相次いでいるとはいえ、世の中はAndroidとiOSで圧倒的なシェアとなっています。

アメリカの調査会社ガートナーは2015年第4四半期に於けるモバイルOSのシェアについて発表しました。

調査結果によると、2015年第4四半期は全世界で約4億台のスマートフォン等が販売され、前年同期に比べ「約9.7%」増加しているとの事。

OS別のシェアを見てみると、Androidが「約80.7%」、iOSが「約17.7%」と圧倒的でこの2つで約98.7%を占め、前年同期に比べ増加させています。

Windows、Blackberryなどその他OSは前年度比でシェアを落としている様子がうかがえます。

メーカー別で見てみると、2015年通期でSamsungが「約22.5%」、Appleが「約15.9%」と二大巨頭となっています。

最近の躍進が目まぐるしいXiaomi(小米)は「約4.6%」と前年より僅かに伸ばしていますが、ほぼ中国向けと考えるとニュースほどのインパクトある伸びとはなっていません。

さて、日本ではどの様なOS構成になっていますでしょうか。

Japan_Share
Data by KANTAR

イギリスの調査会社カンターの2016年1月末時点の日本でに於けるモバイルOSのシェアはAndroidが「約48.7%」、iOSが「約50.3%」で、やはりこの2つで圧倒的なシェアを有していますが、iOSの方がシェアが高い点がグローバルとは異なります。

その他のOSは1%にも満たっていません。

日本国内のOS構成をみても「ガラパゴス」を感じます。

iOS端末は「高級」で端末金額も高めなので、日本のシェアが高く、超入門モデルから超高級モデルまで幅広く揃っているAndroid端末はグローバルで強い傾向があります。

Androidの最新OSバージョンは「6.0」(Marshmallow)ですが、Androidに於けるこのOSのシェアは「約2.3%」。

Android

1つ前の「Lollipop」(5.0/5.1)が「約36.1%」とそれまでのトップだった「KitKat」(4.4)の「約34.4%」を抜きました。

次のOS「N」の開発も進んでいる様なので、「Marshmallow」がどこまで伸ばすでしようか。

因みに、マルチOS/マルチプラットフォーム対応のMobiControlは新しくOSがリリースされても、いち早く対応するので、安心して継続利用できます。

また、Androidメーカーの一部では「OSを上げさせない」設定も可能です。

スマホ:2014年のメーカー争い

2015年に入り、2月も早半ばとなっていますが、米国の調査会社である「Strategy Analytics」が2014年のグローバルでのスマートフォン、およびメーカーの情勢を発表しました。

2014年のスマートフォンの全世界での出荷台数は10億台を超え、約13億台とのこと。

SA_Global_Shipment
Source: Strategy Analytics
年間出荷数で初めて10億台を超えたとのことですが、更に約3億台の上乗せ。
凄い数が出ています。

OS別でみていくと、Android端末が約10億台、iOS端末が約2億台で残りがその他OSとの様です。

Androidは低廉なモデルからハイエンドまで様々なメーカーが端末を出しているので世界規模のOS別でみると、この様な結果になるのでしょう。

メーカー別でみていくと、Samsungが約3億2千万台で1位の出荷数、2位がAppleの約2億台となっています。

以下、Lenovo-Motorola、Huaweiとなっていますが、Lenovo単体だと少し下がる結果もあります。

シェアでみていくと、Samsungが約25%と第一位で、Appleが15%で第二位。

SA_Global_MarketShare
Source: Strategy Analytics
以下、Lenovo-Motorolaが7.2%、Huaweiが5.8%となっていますが、その中でもSamsungが前年比で約8%のシェアを落としています。

この部分で興味深い資料が、もう一つの米国調査会社である「IDC」の調査結果です。

IDC_Q4_2014
Source: IDC
この資料では2014年の第4四半期の状況で中国の「Xiaomi」が第5位となっており、前年比約180%の伸びとなっています。

他のメーカーが若干のシェアを伸ばしたり、新興メーカーが台頭したりで、Samsungの足元が揺らいでるのかもしれません。

IDCの調査ではLenovoは単独として取り扱っています。

IDC_2014
Source: IDC
年間5位の座にはLGが入っています。

Samsungは日本からの撤退の可能性を示唆する報道があったりしますが、今後どうなるのでしょう。