新しいiPhone、iOSの発表

様々なサイトで既に紹介されていますが、9/10日本時間の未明に開催されたAppleのイベントにて新しいiPhone、iOSなどがが発表されました。

iPhoneについては事前の憶測通り、画面サイズの違う2つのモデルが出ました。

iPhone 6
・OS:iOS8.0
・ディスプレイ:4.7インチ
(1334×750 Retina 326ppi)
・CPU:A8 64bit デュアルコア
・ストレージ:16GB/64GB/128GB
・背面カメラ:800万画素
・前面カメラ:120万画素
・カラー:ゴールド/シルバー/スペースグレイ
・サイズ:138.1mm×67mm×6.9mm
・重量:129g

iPhone 6 Plus
・OS:iOS8.0
・ディスプレイ:5.5インチ
(1920×1080 Retina 401ppi)
・CPU:A8 64bit デュアルコア
・ストレージ:16GB/64GB/128GB
・背面カメラ:800万画素
・前面カメラ:120万画素
・カラー:ゴールド/シルバー/スペースグレイ
・サイズ:158.1mm×77.8mm×7.1mm
・重量:172g

iPhone 6とPlusの画面サイズ(解像度)以外で見ていくと、Plusのカメラには光学手ブレ補正機能がある点に違いがあります(6は電子式)。
2モデル共通として32GBモデルが廃止となり、最大容量が128GBと大幅に増えました。ロスレスファイルもたっぷり保存できますね。
NFCの対応やApple Payといったサービスも始まり、色々な場面で活躍の機会が増えそうです。
また、VoLTEにも対応とのことなので、今後従量制での通話料が低減に期待がかかります。

コンセプトデザインに変化はありませんが、角が取れ丸みを帯びた形はiPod Touchの様な柔らかさがあり好感が持てます。
各所のアップルストアには既に並んでいる人もいる様ですが、世界
的にシェアを少しずつ落としている現状から大いなる挽回となるで
しょうか。

視点をiOS 8に移すと、公開が9/17で対象端末がiPhone 4S以降、iPad 2以降、第5世代iPad Touch以降とのこと。
新しい機能としては、セキュアでかつスマートな支払いが可能となった「Apple Pay」、「健康とフィットネス情報」をまとめてくれる「ヘルスケア」(Healthbook)やサードパーティ製IMEの利用が可能となったりする部分が注目でしょうか。
NFCやApple Payの支払い系が充実することで、この機能を望んでいた人は多かったのではと思います。

また、モバイルガジェットでは「Apple Watch」が気になります。
AndroidでもGoogleから「Android Waer」というプラットフォームが発表され、時計型ガジェットは両陣営揃い踏みとなりました。
「あったら、便利なもの」か「なくても困らないもの」か、利用シーンと機能で分かれると思いますが、端末が大型化している中、小型のこの様なガジェットが何処まで浸透するか、今後に注目したいと思います。

キャリア再編?

2014年3月27日にヤフー株式会社は通信事業に参入するため、通信キャリアであるイー・アクセス株式会社の株式99.96%をソフトバンク株式会社から取得することを発表しました。

既に発表されている通り、イー・アクセスは株式会社ウィルコムを消滅会社とする吸収合併を決定しています。

更に遡ると、イー・アクセスはソフトバンク株式会社の完全子会社となっており、ウィルコムもソフトバンク株式会社の傘下になっています。

今回の発表では、ソフトバンク配下のイー・アクセスとウィルコムの合併完了を条件にヤフージャパンがソフトバンクからイー・アクセスのほぼ全数の株式を取得し、ソフトバンク配下へ移管させることにより、「ネットの生み出す楽しさ・便利さをみんなの手元に届ける」をコンセプトとした日本初のインターネットキャリアとして「Y!mobile」を発足させるとのこと。

この「Y!mobile」についてはどの様なサービス提供を行うか未定なので今後の発表を待つことになりますが、既存のPHSサービスやMVNO向けサービス、ADSLホールセールなどの事業については今後も継続して展開するとのこと。

イー・アクセスとウィルコムを手にしたソフトバンクですが、この2社はそれまでに存在していたキャリアへのチャレンジャーとして存在しています。

ウィルコムは「DDIポケット」として日本独自のPHSという規格を展開し、「家では子機として、外に持ち出すと携帯電話として利用」という新しいモバイル環境を示してくれました(スタート当初はつまづきがあったり、現在はそのコンセプトの陰もすっかり無かったりしますが・・・)。

また、現在のスマホ環境に先駆けて、スマートフォンを発売したりもしていました(現在も新しいスマホを取り扱っています)。

イー・アクセスはADSL回線業者としてスタートしていますが、後に「イー・モバイル」のブランド名でデータ通信に特化した移動体通信事業を比較的低廉な料金体系で展開しています。

最近ではNexus 5を販売し、Google Play Store以外でも購入できるとあって注目されました。

ヤフージャパンの宮坂社長も「イー・アクセスは第四のキャリアとして3大キャリアに戦いを挑み、ウィルコムも日本の独自技術であるPHSで世界に挑んできた挑戦者でした。」とツイートしています。

PHSで利用されていた「070」が携帯電話向けに開放され、ナンバーポータビリティも可能になる中で、イー・アクセスとウィルコムの合併、そしてヤフージャパンの子会社としての新たな出発は、ソフトバンクモバイルとの棲み分けや既存のキャリアに対してどの様に対抗し、魅力的なサービス展開が行われるのか楽しみに待っていたいと思います(個人的にはより「安く」モバイルを楽しめるといいのですが・・・)。

今後のタブレット市場について

IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社は国内タブレット端末の市場動向調査の結果を発表しました。

この調査結果によると、2013年のダブレット出荷台数の伸びは前年比で67.2%増とのこと。

ダブレット出荷台数の伸びはiPadシリーズが依然としての牽引役(43.8%)となっており、その他として「Google Nexus」タブレットを提供しているASUS(17.1%)が2番手、3番手として「Surface」が好調なMicrosoft(6.0%)となっています。

この調査結果では法人向けとして「法人市場向けでは年間を通してiOS端末の買い替え需要とWi-Fi対応の新規需要が堅調であった」としています。

今後の見通しとして、2014年上半期にもDocomoからiPadの発売開始が見込まれており、iOS端末の占有率は更に上昇するとしていますが、OS別で見てみると他のOSも同じような伸びをみせ、OS別占有率は拮抗するかもしれません。

鍵は「8インチにあり」だと個人的には思っています。

弊社のお客様の端末利用状況をみてみると、やはりiPadシリーズが多い状況ですが、Android タブレットの大量導入事例もあります。

また、最近のお問合せで多いのがWindows 8への対応状況です。お聞きするとSurface 2が発売となり、手頃な大きさと相まって、導入を検討しているお客様が多くなっている感じです。Surface以外でも既存のWindows資産との親和性が高いためか、Windowsタブレット(スレートPC)の導入をお考えのお客様も多くなっています。

日本マイクロソフトによると、2013年10~12月には、Windows タブレットのシェアが26%に達したと分析しており、「1年前にはわずか1%のシェアだったものが、わずか1年で一気に拡大してきた」とのこと。

調査結果から今後のタブレット市場を考えると、OS「三つ巴」の状況になるのではないでしょうか。

iOS7.1が正式にリリース

Appleのモバイル端末向けOSである、「iOS 7.1」が日本時間3/11の早朝にリリースされました。
Appleのサイトにもアップデートの内容が載っています(日本語のサイトにはありませんが・・・)。

既に、色々なニュースサイトに紹介されているので、アップデートの内容などを目にしているかと思います。
また、実際にアップデートした方も多いかと思います。

今回のアップデートでの注目はバグの修正として、iPhoneやiPadが突然クラッシュして再起動となってしまう「white screen of death(WSOD)に対応したことと、ジュネーブで開催された先日のモーターショーで発表され、車とiOS端末の融合として今後のカーエレクトロニクスでの期待が高まる「CarPlay」に新たに対応したことでしょうか。

また、Siriの音声出力も男性/女性の両方に対応し、自然な感じになって聞き取りやすくなったみたいです(ほとんどSiriを使ったことがないので気付きませんでした・・・)。

ただ、今回のアップデートでも不具合が解消していない人(端末)も散見
しています。

個人的には電話アプリや電源オフ画面のUI周りが変更されたところがイイかなと思っています。

因みに、アップデート時の失敗を考えると、アップデート作業はOTA(Over The Air/無線)よりもiTunesを利用した方が宜しい様です。

日本人はiOS好き!?

前回に引き続き、OSのお話し。

スマートフォンやタブレットの普及率が上昇しているのは周知の通り。
ところで、その普及割合をOSを軸に、国別で見ていくと特徴的な姿が見えてきます。
カンター・ジャパンの9ヶ国調査によるとiOSのシェアは日本が断トツで69.1%。
2位のアメリカが43.1%。最下位のスペインに至っては6.3%しかありません。

この差は何でしょうか。
様々サイトで取り上げられてますが、どうやら実質的な販売価格にありそうです。
日本ではBig3のキャリアからiOS端末(iPhone)が販売されています。
販売競争の激化(?)により、実質負担額が大幅に下がっているため、購入しやすい金額になっています。
片やAndroid端末といえば、Big3のキャリアでも多くのメーカーから色々な端末が発売されていますが、パケット定額プランの料金がiPhoneより高く、月々の割引額が少なく設定されています。
このことから、iOS端末(iPhone)が「買いやすい」端末との認知につながったのではと考えます。

海外に目を向けてみると、iOS端末とAndroid端末で通信料金に差を付けていたり、割引額に差を付けているキャリアはほとんどない様です(端末代金割引きセールみたいのは時々あるみたいですが)。
こうなると、メーカーと端末種類の多いAndroidが選択肢の厚さで選ばれる傾向があります。
Android端末は非常に廉価な端末からiPhoneと変わらずの金額の端末(実際、アップルストアではsimフリーiPhone5cでも6万円を超えます)と様々な価格帯から選べるので、その時の経済状況にあった購買が可能になり、結果シェアを伸ばしている模様です。

(もちろん、ここに挙げた「実質的な販売価格」だけがシェア構成の原因ではありませんが)

MDMにとってOSシェアは?
iOS端末はiOS7が出たことにより、監視モード(Supervised Mode)と呼ばれる機能の実装により、制限系のMDM機能が強化されました(今まではあまり制限できませんでした)。
端末制限を行いたいと考えていた企業ユーザーには朗報となっています。
もちろん、MobiControlもこの「監視モード」の端末向けに様々な制限を掛けることが可能となっています。
くわえて、Android端末では端末メーカーとの共同開発により、より細かな設定/制御が可能です。
・・・つまり、MobiControlならOSシェアがどうであれ、安心して導入できます、ってことです。

・・・すいません。
話しをOSのシェアに戻すと、「同じ端末を使っている」安心感を好むかもしれない日本人にとって、iOS端末のシェアが多いということは、取り扱われる情報量も多いということになるので、iOS端末をより楽しみたい端末利用者にとっては有り難いことなのかもしれません。

日本メーカーがスマートフォン(Android端末)の製造から撤退を続けている現状をみると、今後も日本ではiOS端末シェアの高い状態が続くかもしれません(パナソニックも個人向けから撤退です)。

abc

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